普段、Tortoise GitやSourceTreeなどのGUIのGitツールを使ってGitを操作しているのですが、ふとしたきっかけでCUIでGitを操作しないといけない瞬間があったりします。
最近のGitは、http経由で接続した際に、ちゃんとパスワードを聞いてくれます。
ただ、pullやfetchなど、リモートリポジトリへの問い合わせが発生するたびに聞かれるので、入力するのがちょっとめんどくさいときがあります。
今回は、入力した認証情報を一定期間キャッシュさせ、認証情報を再入力する回数を減らしてみたいと思います。
方法は簡単。
コマンドラインに、以下の一行を入力して実行するだけ。
git config --global credential.helper cache
注意しないといけないのは、このコマンドはユーザー単位で実行する必要があるという点。
root権限で実行しても、全ユーザーに適用されるわけではないので気を付けてください。
このコマンドを一度実行することで、次回からは一度認証情報を入力すると、キャッシュの有効期限が切れるまで再入力する必要がなくなります。
キャッシュの保持時間を指定することも可能です。
git config --global credential.helper 'cache --timeout=保持秒数'
上記のような手順を行った後、再度git pullしてみます。
こんな感じで、認証情報を聞かれることなく操作できました。
他にも、OSの機能などど組み合わせて、アカウント情報を永続的に保持するオプションなどもあります。
詳しくは下記サイトを参照してください。
git を https 経由で使うときのパスワードを保存する – Qiita