先日、TwitterのWindows向けアプリが超久々にアップデートされました。
Windows 10向け「Twitter」アプリが刷新、“Progressive Web App”として生まれ変わる – 窓の社
Twitter for Windowsはここ最近まったくといっていいほどアップデートされておらず、一部新機能も利用できない状況でした。
個人的にはMac版Twitterクライアントと同様に廃止になるのかな…と思っていたのですが、先日突如としてアップデートが降ってきました。
上記の記事にも書かれていますが、このアップデーはおそらくWindows10にPWAの機能が実装されたことによるものだと考えられます。
Windows 10における“Progressive Web App(PWA)”は、Webアプリをネイティブアプリのように使えるよう、UWPアプリとしてパッケージ化したものと言える。一般のUWPアプリと同様、「ストア」アプリからインストールし、[スタート]画面やタスクバーにピン留めして起動可能で、独立したウィンドウをもつが、実質は「Microsoft Edge」上でWeb版“Twitter”を表示しているに過ぎない。
つまり、一見WindowsネイティブなUWPアプリに見えるわけですが、実際はただアプリ内でEdgeブラウザを呼び出して特定のサイトを表示している形になっているようです。
かといってブラウザ版と同じというわけではなく、アプリならではのメリット(UWPアプリの”共有”機能や通知など)も享受できるという仕組みです。所謂AndroidやiOSアプリの”ハイブリッドアプリ”と同じような仕組みです。
恐らく、開発コストの少ないWebベースのアプリであれば、公開し続けられるだろうという判断になったのだと思います。
ただ、Webベースであればアプリを公開できるということなら、既存の仕組みでElectronなどもありますし、macやlinux版もリリースしてくれればよかったのに、と思わなくもありません。
いくらWebを表示しているだけとはいえ、ブラウザを開くことなくワンクリックでアクセスできるかどうかでかなり使い勝手が変わってきます。
Windows以外のデスクトップOS用のクライアントも復活してほしいですね。