一時期なんとなーく鎮静化ムードだったAR(MR)周りですが、最近になってAppleがiOSで”AR Kit”というARライブラリを公開してから、Pockemon GOなどでリアルなARとして使われるようになるなど、にわかに活気がつき始めている印象があります。
そんな中、MicrosoftはWindows10発表と同時にMicrosoft Hololensなどを発表し、他の企業がなかなか進められなかったARに、かなり力を入れて来ていました。
現在もMicrosoftはWIndowsのAR機能に力を入れ続けているようで、一つ前のメジャーアップデート “Creators Update”で3Dオブジェクトの簡易作成機能を搭載した”3Dペイント”を搭載し、現在の”Fall Creators Update”ではさらにいろいろな3D関連の機能が追加されました。
今回はその中で簡単にリアルなARが楽しめるWindows 標準アプリ “Mixed Realityビューア”を紹介したいと思います。
遊び方は超簡単。
まず起動すると上のような謎のアヒルのキャラクターが現れます。
ドラックしてぐりぐり動かすことで、3Dオブジェクトをいろんな角度から眺めることができます。
ここまでであればただの3Dビューア―アプリなのですが、面白いのはここから。
ウインドウ上部のメニューから”Mixed Reality”アイコンを選択します。
するとカメラが起動し、手が出てきてカメラに写っている平面をクリックするように促されるので、実際にクリックしてみます。
するとカメラで写っている平面に乗るような形で、先程のキャラクターが現れます!
すごいのは、カメラを動かすと、キャラクターもちゃんとその動きに追従して動く点。
マーカーもないのにここまで綺麗に追従してくれるのは、なかなか面白いです。
好みのアングルが決まったら、右側の白丸をクリックまたはタップすると、撮影もすることができます。
このキャラクターですが、デフォルト以外にもいろんなキャラクターやオブジェクトが用意されています。
飛行船や
建物。
恐竜や
なんとペガサスまで!!!
これらはすべて画面上部にある”Remix 3D”から入手できます。
これらのオブジェクトを使ってちょっと遊んでみました。
こちらは先ほどのデフォルトのアヒルのキャラクター。
腕に乗せられてますがなんだか不満そうです(笑
ふくろうのキャラクターをペン先に止まらせてみたり…
ペガサスを手に泊まらせてみたり!
極めつけは…
手乗りドラゴン!!!
ファンタジー好きなら一度はあこがれるシーンが、簡単に撮れちゃいます!!!
Remix 3Dですが、自分がつくったオブジェクトもアップロードができるようで、この仕組みが活性化していってオブジェクトの数が増えていったらもっと面白いことができそうな気がします!
残念なのは公式でこれらの機能の宣伝がまだあまりされていない点。
マイナーな機能になってしまうのは本当にもったいないぐらい面白い機能なので、興味を持った方は是非一度試してみてはいかがでしょうか…!
Windows Mixed Reality Viewer – Microsoftストア