皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
と、簡易的にではありますが新年のご挨拶も終わったところで、今年最初の小ネタをご紹介。
昨年から引き続き、Excelを使用した業務を行っておりますが、その際に、「何かしらデータが格納されているセルをカウントする方法」がわからなかったので、備忘録としてまとめます。
使用する関数は、COUNTIF関数、もしくはCOUNTIFS関数です。
指定の方法はいたって簡単で、第2引数の部分に「“*”」と指定するだけ。
具体的には下記のとおりです。
=COUNTIF(A1:A10,"*") ※ A1からA10のセルの範囲で、空白でないセルをカウントする
任意の文字を意味するワイルドカードである「*(アスタリスク)」を使うことで、「何らかの文字が入力されている」という条件を指定できます。
…わかってしまえば、確かに!となるのですが、今回は思いつきませんでしたね。
なお、今回は必ず文字列が入力されることがわかっていたので、この方法を使いましたが、もし数字が含まれる場合は、上記の方法ではだめとのこと。
もし数字が入力されることを考慮する場合は、
=COUNTIF(A1:A10, "<>" & "")
上記のように指定する必要があります。
見慣れない「<>」というものが出てきましたが、こちらはExcelで「等しくない」という意味があります。
で、「&」が文字列の結合を意味するので、第二引数は「空白ではない」という意味になります。
ちなみに下記のように、後ろの「&」と「””」を省略することもできます。
=COUNTIF(A1:A10, "<>")
お好みに応じて使い分けてください。
以上、Excelの関数で「空白以外」という条件を指定する方法でした。