Slackはチームコミュニケーションツールです。チャットを中心としたこのツールは多くの組織で採用されています。Slackではメッセージをやり取りし、それは日々蓄積されていきます。この蓄積されたメッセージの中から重要になると予想されるメッセージや後で見返すことが多そうなメッセージは特別な処理で読み返しやすくしたくなります。これを実現するためにピン留め機能とブックマーク機能があります。特に見返しやすいのはピン留め機能です。スクリーンショットの様にチャンネルの中でポチポチとクリックするだけでピン留めされたメッセージを見れます。
ピン留め機能は便利ですが、これはチャンネル内の全ユーザーに共通のものであり個人的なブックマークとして使用するには少しためらいます。全員が気軽にピン留めをするとあっという間に見通しが悪くなってしまいます。そんなわけで個人用のブックマークを使うのですが、ブックマークはピン留めほど便利な見方が組み込まれていません。全ブックマークをまとめて見る画面はありますが見通しが悪いです。これをマシにできるチャンネル単位でブックマークのみを見つける方法を紹介します。
使うのは検索機能です。具体的には以下のように検索バーに特定のコマンドを入力します。
in:#チャンネル名 is:ブックマーク
このコマンドを使うと、指定したチャンネル内でブックマークしたメッセージのみが検索結果として表示されます。例えば、`#雑談` チャンネル内でブックマークしたメッセージを見たい場合は、`in:#雑談 is:ブックマーク` と入力します。
入力が面倒に感じる場合は、まず is:ブックマーク で全ブックマークを検索し、その後に in: を使ってチャンネルを指定する方法もあります。この様に検索することでより快適に目的の情報にアクセスすることができます。