【Electron】JSONファイルでのデータベースの作成ができるライブラリ「electron-db」

先日、「【Electron】ElectronアプリにSQLite機能を実装する」という記事を投稿しましたが、どうにもうまくいかないので別のライブラリを試してみることにしました。
現在試しているのが「electron-db」というライブラリで、JSON ファイルを使用してデータベース機能を実装できます。

GitHub のページはこちらから。

GitHub – alexiusacademia/electron-db: Electron module that acts as database management and uses flat file database (json file) to store tables.
https://github.com/alexiusacademia/electron-db

 

まず、下記のコマンドを実行してライブラリをインストールします。

npm install electron-db --save

上記が完了したら、プロジェクトにコードを追加していきます。
サンプルコードは下記のとおりです。

const db = require('electron-db');
const path = require('path')

// JSON ファイルの保存場所
const location = path.join([任意のパス], '');

db.createTable('[DBテーブル名]', location, (succ, msg) => {
  if (succ) {
    console.log(msg)
  } else {
    console.log('An error has occured. ' + msg)
  }
});

今回は JSON ファイルの保存先を指定するようにしています。
プロジェクトのルートディレクトリを基準に、任意の場所を指定できます。
上記を実行して成功したら、指定した DB テーブル名の JSON ファイルが生成されます。

データの追加は下記のコードで実行することができます。

const db = require('electron-db');
const path = require('path')

// JSON ファイルの保存場所
const location = path.join([任意のパス], '')

if (db.valid([DBテーブル名], location)) {
  db.insertTableContent([DBテーブル名], location, [追加したいデータ], (succ, msg) => {
    console.log("Success: ", succ);
    console.log("Message: ", msg);
  });
}

まず、JSON ファイルが存在しているかを調べ、存在していたらデータを追加する処理を実行しています。

実際に試したサンプルコードは以上です。
他にもデータの取得、更新、削除が行えるので、こちらも1つずつ試してみます。
データの取得速度とかを確認して、問題がなければこちらのライブラリを正式に採用しようかなと思いまず。
今のところは大きな問題もなく使えています!

 

以上、Electron で JSON ファイルでのデータベースの作成ができるライブラリ「electron-db」のご紹介でした。
ご参考になれば幸いです。

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