昨日の「【React Native】「react-native-settings」ライブラリで端末の位置情報サービスのON/OFFを確認する」に関連して、今回は React Native の iOS アプリから、位置情報サービスの設定を開く方法についてです。
よく、位置情報が OFF の状態でアプリを開くと、位置情報を有効にすることを促すダイアログが表示され、そのダイアログから端末の位置情報サービスの設定ページを開く、という動作を目にしたことがあるかと思います。
今回はこの処理を実装していきます。
参考にさせていただいた記事はこちらから。
React Native Open settings through Linking.openURL in IOS – Stack Overflow
https://stackoverflow.com/questions/44582694/react-native-open-settings-through-linking-openurl-in-ios
実装したコードはこちら。
なお、今回はライブラリのインストールは不要で、React Native の Linking
を使います。
import { Linking } from 'react-native'
まず、Linking
をプロジェクトにインポートします。
そして、任意のタイミングで下記を実行すると、アプリから位置情報サービスの設定を開くことができます。
Linking.openURL('App-Prefs:Privacy&path=LOCATION');
ただし、for iOS 14 とあったので、いくつかのバージョンで動作するか確認をした方が良さそうです。
なお、iOS 14 のシュミレーターで実行したところ、問題なく動作しました!
手元にちょっと古めの端末もあるので、こちらでも動作確認する予定です。
以上、React Native の Linking を使って、アプリから位置情報サービスの設定を開く方法についてでした。
ご参考になれば幸いです。