nodeやyarnを使用したプロジェクト(プログラムファイルが入ったフォルダ)内でnpmやyarnコマンドを実行した際に、次のようなメッセージが出ることがあります。
warning package.json: No license field
これは、npm/yarnでインストールすべきパッケージを管理している”package.json”に、プロジェクトのライセンスを示す行が入っていないときに出てくるメッセージです。
ライセンスとは、プロジェクトを配布した際などに、利用者にプロジェクトの法的な扱いを指定するのものです。
具体的には、利用者のプロジェクトの再配布や利用に関する約束事の部分になります。
詳しい説明はここでは割愛しますが、有名なものではGPLやApacheライセンスなどがあります。
さて、基本的に企業などで開発をおこなったものについては、配布を許可しないことが多いと思います。
その場合、package.jsonには次のように記載することで”再配布を許可しない”旨を指定することができます。
{
"license": "UNLICENSED",
// 省略 //
}
他にも下記のURLのSPDXライセンスリストに存在するライセンスを指定をすることができます。
ライセンスを指定しておくことで、そのプロジェクトの扱いを明確にすることができるので、指定をしておいて損はないと思います。
是非活用していきたい機能ですね。