2023-11-06
今回は、アプリ上で起こりうる複数の状態に合わせてユーザー
の状態を自分から自覚させる方法を考えたのでメモします。
【お題】
選択したボタンによって走らせる非同期処理を変えたい場合に
ユーザーとアプリ間の齟齬が生じたときのケース
例えば、一つのページに二つのボタンが存在すると仮定する。
ボタンの内容は、無料会員のマイページに飛ぶボタンと
有料会員のマイページに飛ぶボタン。
どちらかの状態のユーザーが異なる状態のマイページに飛ぶことは
仕様上できないと仮定する。
例えば、無料会員と有料会員の敷居があるアプリの場合
有料会員ユーザーが間違えて無料会員のログインページに
入ってログインをしようとしても無料会員とは識別値が異なるので
ログインすることは絶対にできない。
この時点ではユーザーはパスワードを間違えた?若しくは登録ミス?と思い
独りよがりの勘違いを起こす可能性がある。
【どうやって事故を防ぐか】
これを何回か繰り返すとユーザーのストレスが溜まりアプリを離脱してしまう
可能性があるので、ユーザーの持っている識別値を読み取り「無料会員ではありません」といった旨のアナウンスを
ダイアログかなにかで伝えてあげると理解してもらえる可能性が高くなる。
もっと細かくする場合は再登録を促すといいかもしれません。
【まとめ】
今回の会員の状態に限らずもしもの場合(誤選択とか)に備えて何かしらの処理をかませる
心構えを忘れないでおくと、ユーザーに優しいアプリを作れる&自分自身も優しくなれる
こと請け合いです。
自分自身があまり気を使えない性格なので、開発・設計時には上記のことを意識してみようと思います。