最近はTwitterなどの有名なSNSサービスでも標準で対応するなど、世界中であたり前になっている絵文字ですが、実はこの世界中に広まった絵文字も日本発祥であることはご存知でしょうか。
またもWWDCつながりですが、先日の発表で、iOS/iPad OS 14の更新内容の一つとして、MeMojiのアップデートがありました。
このMeMojiの名前に”Moji”が含まれているように、絵文字自体が日本から生まれたものであることが示されています。
日本で最初に絵文字が広く使われるようになったのは、1999年にNTT docomoがサービスを開始した”iモード”とともに利用できるようになったものが最初のようです。
この絵文字が世界中で使われるようになったのが、2007年にGoogleによるGmail上での絵文字対応化、そして世界中で同じ文字コードを使用して文字を表現することができるUnicode上への絵文字の追加が2008年に行われ、さらに2011年にiOS上にも絵文字の専用キーボードが標準搭載されたことで、世界中で利用されるようになっていったようです。
最近ではPC上でも絵文字を入力できるようになり、今では当たり前のようにどの機器でも使うことのできる絵文字ですが、その発祥となったのが日本の絵文字であるというのは感慨深いですね。
参考サイト:
日本から世界に広まった「絵文字(emoji)」は、どのように生まれたのか? – FUZE
なぜ日本が世界共通語「Emoji」を生み出したのか、そしてその影響とは/古川健介『TOKYO INTERNET』 – NOTE
世界中で使われている絵文字は日本発祥だそうですね – ことば研究館
絵文字はどのようにして生まれ,世界に広がっていったのか? – 開発物語