昨日に引き続き、iOS アプリで導入したライブラリのご紹介です。
今回は、PullToRefresh 機能を実装する際に使用していたライブラリが古かったので、別のものに入れ替えました。
以前は「PullToRefreshSwift」というライブラリを使っていましたが、こちらで使用されている Swift のバージョンが古いため、ビルドエラーが発生していたので、「PullToRefresher」というライブラリに変更しました。
なお、実装できる機能はほぼ一緒です。
GitHub のページはこちらから。
GitHub – Yalantis/PullToRefresh: This component implements pure pull-to-refresh logic and you can use it for developing your own pull-to-refresh animations
https://github.com/Yalantis/PullToRefresh
まず、CocoaPods
を使ってライブラリをインストールします。
Podfile に下記の1行を追加してください。
pod 'PullToRefresher'
上記を追加したら、iTerm などのコマンドラインツールで、pod install
を実行してください。
問題がなければこれでインストールは完了です。
あとは、プロジェクトを Xcode で開き、任意の場所に処理を追加します。
まず、ライブラリをインポートします。
import PullToRefresh
次に、メンバ変数として下記の変数を定義します。
let refresher = PullToRefresh()
そして、下記のコードを追加し、UITableView
に対して PullToRefresh
の機能を実装します。
self.tableView.addPullToRefresh(refresher, action: { self.reload() // 自前で実装した reload 処理 self.tableView.endRefreshing(at: .top) })
なお、PullToRefresh を実装するときは、こちらの記述をお忘れなく!
deinit { self.tableView.removeAllPullToRefresh() }
追加する記述は以上です。
上記を追加後、実際に実機で動作確認をしたところ、問題なく動作しました!
シンプルで、実装も簡単だったのでおすすめです。
以上、iOS アプリに PullToRefresh 機能を実装できるライブラリ「PullToRefresher」のご紹介でした。
ご参考になれば幸いです。