ウェブ地図を自分でデザイン!~地理院地図Vector(仮称)を全国データ公開~ | 国土地理院
地理院地図Vector|国土地理院
ウェブ地図地理院地図Vector(仮称)は国土地理院によって用意された素材を用いて手軽に統一感のあるオリジナルの地図を作る仕組みです。基本的な使い方は次の動画の様な感じで操作したい場所(道、川、注釈などなど)を右クリックして表示されたコンソールから操作、あるいは操作可能項目の一覧から同様にコンソールを開いて操作、です。
更に地図の重ね合わせ、右クリックしたままマウスを動かすことによる地図回転機能もあります。
保存、印刷機能も備わっており、それぞれ次画像の赤丸からできます。
詳しくは国土地理院の説明資料である次にまとまっています。
地理院地図Vector(仮称)の主な機能 (PDF形式:1.8MB)
また動画解説もあるようです。
国土地理院・地理院地図チャンネル – YouTube
国土地理院としては次の引用の様な使われ方を期待されています。
例えば、白地図や写真に地名のみを重ねた地図を簡単に作成できるので、特に学校の授業や防災分野での活用が期待されます。
プログラマとしては更に奥の作りの方に踏み入ったこともできます。例えば、地図の情報源とプログラムが次で公開されています。
gsi-cyberjapan/gsimaps-vector-experiment: 地理院地図Vector(仮称)提供実験のソース
データ形式はMapboxのそれで、言語はほぼJavaScript、特別サーバを用意する必要はなく国土地理院と通信して地図データを取得してブラウザ上に表示する感じです。これを元にして別の目的により特化した似たアプリケーションをつくることもできます。
地理院地図Vector(仮称)は次リンクの”地理院地図|ベクトルタイルとその提供実験について”の一部です。このページ以下を見ることでより詳しく知れます。
地理院地図|ベクトルタイルとその提供実験について