よくハッカーが登場する映画で、PC画面に沢山のCUIコンソールが開いていろいろな処理が行われているような表現が登場することがよくあります。
見た目も結構クールなので、このハッキング(クラッキング)シーンが好きな方は結構多いのではないでしょうか。
実はこの画面…ようするにそれっぽい画面を、現実のLinux上で表示させることができるコマンド(パッケージ)が存在します。
映画のハッカー気分を味わえる hollywood – Qiita
インストール方法としては次の通り(debian系)
sudo apt update
sudo apt install hollywood
上記のコマンドを実行すると、hollywoodコマンドが使えるようになります。
インストール後実際に動かす際は端末(Terminal)から
hollywood
とします。
実行すると、CUI上で動作する仮想ターミナルアプリである”byobu”内で、複数のターミナル内でそれっぽく見えるコマンドが実行されるような仕組みのようです。
確かにそれっぽい雰囲気は出ているような気がしますw
ただし、結構重めのコマンドも動いているらしく、そこそこマシンのスペックが高くないと、これを実行しただけで処理落ちするかもしれません…
ちなみに、強制的に閉じてもbyobu自体はバックグラウンドで動き続けてしまいますので、完全に止める場合はCtrl+Cを数回押してbyobu内のすべてのウインドウを閉じた後、
exit
とすることでbyobuを終了させることができます。
ちなみに、こちらのhollywood(と思われる)を使って作られたネタ動画を作って公開していた方がTwitter上にいましたので、ご紹介したいと思います。
本職の人からすると”わかる~”なおもしろネタなのですが、”想像サイド”がなかなかいい味がでてます。
気になった方は是非試してみてください。