アプリの動作が重い時に他のアプリをタスクキルしてメモリを空けることを
タスクキルといいますが、こいつ、やっても効果がないらしいです。
John Gruber氏のツイッターでも
Apps in the background are effectively “frozen”
Your battery life will be worse and it will take much longer to switch apps if you force quit apps in the background.
と仰っており、効果がないことを呼びかけています。
自分もちょくちょく同じようなつぶやきを見かけてきたので気になって
調べたところ、真意はアプリのバックグラウンド時の動作にありました。
例えば、今使っているアプリの裏で、バックグラウンドにあるアプリはフリーズ状態となり、
使用していたRAMは自動的に空けられます。
ですがタスクキルをすると、そのときキルしたアプリを再び使うには
また一からcpuを使って起動する必要がでてきます。
フリーズ状態にあるアプリを再起動する時に使うCPUは、タスクキルしたアプリを再び
立ち上げる時よりも少ない状態で立ち上げることができます。
つまり、いちいちタスクキルして余計なCPUを使わせるよりもフリーズして待機している
アプリを立ち上げる方がずっと効率が良くバッテリーを無駄遣いすることなく
アプリを使うことが出来るということ。
この記事を見た時、iosはユーザーに余計な操作をさせないという鉄の意思を感じました。
これ自分の周りでも知っている人がいないので拡散していきます。
※タスクキル自体は悪いことではないです。誤クリックで変なサイトに飛んだ時や
アプリ自体がフリーズした時には効果的ですので要は使い道ということです。