有料のPHP用IDE”PHP Storm”には、カーソルの現在地がプログラムのどの位置に居るのか(どのクラスのどのメソッドの中にカーソルがあるか、など)を”パンくずリスト”の形で表示してくれる機能があります。
![](https://cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-31-5.png)
長いコードを見ているとしばしば今自分がどの位置にいるかわからなくなることがあるので、この機能はあるととてもありがたいです。
さて、この機能、有料のIDEにしかない便利機能かと思いきや、実はオープンソースのエディタ(という名のほぼIDE)のVSCodeでも使用することができます。
VSCodeでパンくずリストを表示するには、VSCodeの設定画面から有効にする必要があります。
まず、右下の歯車アイコンから”設定”をクリックします。
![](https://cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-31.png)
すると下のような設定画面がでてくるので、検索欄に breadcrumbs.enabled と入力します。
![](https://i0.wp.com/cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-31-1.png?fit=1024%2C549&ssl=1)
すると設定がフィルタされるので、その中から赤枠の
Breadcrumbs: Enabled
の項目のチェックボックスをオンにします。
![](https://i0.wp.com/cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-31-2.png?fit=1024%2C549&ssl=1)
これで設定は完了です。
あとはフォルダごと開いた状態でプログラムを確認すると…
![](https://cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-31-4-1.png)
VSCodeでもパンくずリストが表示できます…!
このパンくずリストがあるだけで、コーディング中に”遭難”する率がかなり減るので、VSCodeを使っている方は是非一度試してみてください。