先週に引き続き、本日も「phonegap-plugin-csdk-image-editor」プラグインについてです。
結構苦しめられたので、二度と同じ轍を踏みたくない…ということで、未来の私のための備忘録です。
今回は、iOS への実装時につまづいた点について。
GitHub のページにも記載がある通り、iOS にこのプラグインを追加する際には、別途 Framework を手動で追加しなければなりません。
が、ページが更新されていないのか、記載されているダウンロード先リンクからは当該の Framework が見つからない!
これがないとプラグインのインストールすらできなくて、phonegap-plugin-csdk-client-auth
と phonegap-plugin-csdk-image-editor
を追加しようとしてもエラーが発生しているかと思います。
…ということで、まずは、この Framework のダウンロード方法について。
ダウンロードは下記の URL があったので、こちらからダウンロードしてください。
SDK · 9e4c4586e17b6462eb5e2dd556e91c8698640da9 · AppUnite / aviary · GitLab
https://git.appunite.com/appunite/aviary/tree/9e4c4586e17b6462eb5e2dd556e91c8698640da9/SDK
画面右上の方に、ダウンロードアイコンがあるので、こちらをクリックしてダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、解凍しておきます。
あとは、「phonegap-plugin-csdk-image-editor」を追加したプロジェクトの plugins
ディレクトリの、まずは phonegap-plugin-csdk-client-auth
を開きます。
その中の src > ios ディレクトリ内に AdobeCreativeSDKFrameworks という名前でディレクトリを作ってください。
そして、この中に AdobeCreativeSDKCore.framework
をコピーします。
残りの AdobeCreativeSDKImage.framework
は、plugins > phonegap-plugin-csdk-image-editor > src > ios に AdobeCreativeSDKFrameworks ディレクトリを追加し、そこにコピーします。
作業は以上です。
あとは、再度プラグインのインストールをお試しください。
なお、コマンドには --save
オプションを追加してください。
おそらく、これでプラグインのインストールは成功するはずです。
あとは、通常通り cordova prepare ios
を実行後、Xcode で Clean → Run をお試しください。
私の環境では問題なく動作しました!
以上、iOS に「phonegap-plugin-csdk-image-editor」プラグインを実装する際の注意点でした。
ちょっと手間ですが…機能自体はすごく使いやすくてオススメですので、画像加工機能を実装したいときは、ぜひご検討ください。