先日の大雨は久々に不安を感じるレベルでした。
側溝から水が噴水のようにあふれていたり、道路に水が冠水してしまっていたり、極めつけは普段名前の聞かないような川の周辺まで警報が出て、ちょっと恐怖を感じました。
冠水こそありましたが、川の氾濫という最悪の自体がギリギリ回避できて、ほっとしました。
ところで、先日SIMフリーのAndroid端末でも、Android8.1から標準で緊急速報が受信できるようになったという話をご紹介しました。
こちらの記事ではIIJ社が行った実験による緊急速報の受信の様子をご紹介しましたが、実際に今回の増水による避難勧告発令時に、自分が所有するPixel 3a(Android 9)でも実際に緊急速報を受信することができました。
実際にはこのような画面になりました。
前回ご紹介したIIJ社の実験の通り、最初に内容のない緊急速報を受信し、そのすぐ後に詳細な内容を受信しました。
以前使っていたXperia Z5(Softbank版 Android 6)では警報を受信しても専用の通知音がなるだけでしたが、Pixel 3aの場合は通知音が流れた後、内蔵の読み上げエンジンで全文が音声で読み上げられるようになっていました。
これはロック画面を解除していない状態でも行われ、スマホを開くことなく警報内容を確認することができるので、安心できます。
この機能はAndroid 8.1以降のAndroidには標準で含まれているため、SIMフリーであってもモバイル回線に接続されていればメーカーやキャリア側で意図的に無効化されない限りは8.1以降のすべてのAndroidで受信できそうです。
いままで、こういった重要な機能が搭載されていないといった理由でSIMフリー版のスマホを購入がちょっと心配になるパターンもあったのですが、今後はそういった縛りを受けることなく機種を選ぶことができそうなのはとてもありがたいですね。