ついに Raspberry Pi 4(Model B)が 2019年6月24日に発売されました!!!
Raspberry Piは5000円弱で購入できる、シングルボードコンピューターです。
低価格でありながら、現行のスマートフォンに迫る性能を搭載し、PC用のOSをインストールすることが可能で、学習用や電子工作、実験などで使用される大人気のガジェットとなっています。
今回発売されたのはそんなRaspberry Piの4回目のメジャーアップデートの機種となっています。
具体的にどの部分がアップデートされたかというと、まずは待望のUSB 3.0ポート、そしてついに本物のギガビットイーサネットが搭載されました…!!!
ラズパイは価格と性能のバランスが取れたいい端末だなーとは思っていたものの、唯一、ギガビットイーサネットが搭載されていないのが残念なポイントでした。
今回のラズパイ4でその欠点が無くなり、より実用的になりました。
ここまでのスペックがあれば、ファイルサーバーやWebサーバーとして使ってもよいレベルかもしれません。(HDDを繋げる場合は、電力の関係で外部電源供給に対応した機種の方がよさそうではありますが…)
また、USB 3.0もラズパイとしては初めて、2ポート搭載されました。
USBハブとUSB3.0対応のLANアダプタを使用すればルーターとしても使用できるかもしれませんね。
また、ラズパイ4からフルサイズのHDMI端子は廃止され、代わりにmicro HDMIが2ポート搭載されました。
アダプタや対応ケーブルを使用しないと主流のフルサイズHDMIと接続できないのは不便ですが、2ポート搭載されているので、なんとラズパイ1つでデュアルディスプレイ環境が実現できてしまうようです。すげぇ…
こんな感じで、大きく進化したRaspberry Pi 4ですが、一方で現時点ですでにいくつか不具合も報告されています。
「Raspberry Pi 4」は発熱が懸念されるも新ファームウェアで改善可能だとのレビュー結果 – Gigazine
どうやらかなり発熱があったらしく、それが原因で動作のパフォーマンスが低下してしまうことがあったようです。
また、
Raspberry Pi 4、USB-C実装に不備。一部のケーブルで給電できない不具合 – engadget
Raspberry Pi 4から宮殿部分もmicroUSBからUSB Type-Cに変更されているのですが、仕様上の問題でeMakerを搭載したUSB Type-Cケーブルを使用した電源供給ができないとのことです。
eMakerを搭載しないケーブルであれば問題なく電源供給できるとのことで、ACアダプタやケーブルを購入する場合は注意が必要そうです。