コードを読む時、しばしばクラス間の関係が記述されたクラス図が欲しくなる時があります。あると大変助かるのですが、大体そういったドキュメントはありません。PhpStormにはダイアグラム機能がついており、これはクラス図を始めとしたいくつかの図を自動生成する機能です。
ダイアグラムの操作 – 公式ヘルプ | PhpStorm
例えば、Laravelのソースコードの一部であるHTTPフォルダ以下のクラス図は次の様になります。
図の矢印の意味は、矢印元は矢印先を参照して作られています、というもので、互いの依存関係を表しています。青の濃い矢印は直接の継承、緑の破線矢印はインタフェースの実装、白の破線ひし形矢印はトレイトの包含です。ただファイルを見るだけでは結構な量があり全貌をつかむまで時間がかかりがちですが、これならばすぐわかります。次の図はクラス図にしたHTTPフォルダ以下のフォルダ構造の木です。気持ち程度しか関係性が読み取れません。
クラス図の例はPHPでしたが次の様にデータベース、JavaScriptなどにも対応しており、レイアウトのテンプレートも様々です。