デジカメなどでよくお世話になる”microSD”カードですが、最近アップデートが活発なUSB規格のように、microSDにも従来より高速な規格が登場しました。
その名も”microSD Express”
最大985MB/sを実現する高速SDカード規格「SD Express」 – PC Watch
NVMe 1.3およびPCIe 3.1をベースとしていて、理論値転送速度はなんと最大で985Mbpsにも及ぶそうです。
これだけの速度があれば、普通にSSDの代わりとして使うこともできそうですね。
SD Express/microSD Express の速度高速化は、端子の数を増やすことによって実現しているようです。
なので、SD Express規格の性能をフルに引き出すには、SD Expressに対応したリーダ/ライタが必要になります。
一方で、下位互換性も担保されているようなので、従来の速度に落ちてしまいますが、今までのリーダ/ライタを使ってデータを読み書きすることも可能です。
今までに販売されたカメラでは残念ながらこの新しい規格のSDカードのスペックを生かすことはできませんが、今後このSD Expressシリーズに対応し、一般向けに高精細な映像が撮影機器が発売されれば、個人てもテレビ局並みの4K、8K映像が手軽に撮影できたり…なんてことになったら素敵ですよね。
今後の展開が楽しみです。