2016年に初代HoloLensが発売されて以降、暫く音沙汰がなかったHoloLensですが、ここ最近、HoloLensの後継機、HoloLens2 についてのうわさがネットのニュースサイトなどで多数出回っていました。
そしてその噂通り、先日マイクロソフトが開催した発表会で、HoloLens2が発表されたようです!
Microsoft HoloLens 2発表、3500ドル。視野角から画素密度、視線+ハンドトラッキングまで徹底改良 – engadget
詳細は上記engadgetさんの記事などを参照いただければわかりやすいと思います。
個人的に気になった点をご紹介します。
1.本体がよりコンパクトに。
初代機と比較して、見た目がかなりコンパクトになりました。
発表会の映像では、HoloLensの父と呼ばれているアレックス・キップマンさんが実際に HoloLens2を装着している映像を見ることができますが、初代気に合ったゴツさが消え、よりスマートになった印象があります。
より”ARメガネ”に近づいてきた感じがしてワクワクしますね!
2. 指のトラッキングが可能に
HoloLens2では、装着車の指の一本一本が詳細にトラッキングすることが可能になり、指を使ったUIの操作は勿論、なんとホログラフィックのピアノを演奏することも可能なレベルだというから驚きです。
今頃指のトラッキング…?と思われる方もいるかもしれませんが、最近はやり始めたVRでも、指のトラッキングは一応できるとはいえちょっと難しい部分もあるようなので、ピアノが弾けるレベルで高精細トラッキングができるようになったというのは凄いと思います。
3. 虹彩認証を搭載。瞬時にユーザーを識別可能に。
これだけでも凄すぎる要素が満載ですが、MR以外でもすごい点があります。
その点の一つが、なんとHoloLens2にはWindows Hello の虹彩認証機能が搭載されている点。
HoloLensを装着した際にユーザーの光彩をスキャンし、瞬時にサインインが可能だそうです。
個人的に主に気になったのは上記3点ですが、他にも注目したい点が満載の内容になっています。
ここまで来ると、SF映画の中で登場するデバイスをそのまま現実の世界に持ってきたかのように感じてしまいますね。
“電脳コイル”のような世界がもうすぐそこに迫っているように感じられて、とても夢が広がる内容だと思います。
今回は企業向けの内容がメインで、HoloLens本体も初代より安価になったとは言えまだまだ高額なのが惜しいですが、今まででも既にたくさんのコンシューマー向けガジェットを販売してきたMicrosoftなので、将来的にコンシューマー向けのHoloLensが発売されることを期待したいです。