最近、自分の使用しているスマートフォン(Android)がまた重くなってきて、そろそろ機種変更したいなぁと思い始めたのですが、格安SIMを使用しているということもあって、自分で端末を用意する必要があるため、なかなか機種変更に踏み切れません。
移行先の端末がない以上はしょうがないので、現在使っているスマホを少しでも延命できないかといろいろ試行錯誤しています。
その一つの手として、CPUを監視するアプリはいろいろ使っていたのですが、それでもスマホが重くなる兆候をキャッチできないときがあったため、メモリ不足の線も考えて、メモリ監視アプリもインストールしてみることにしました。
今回インストールしたのは”Memy”というアプリです。
Memy – RAM in notification
Borys Wojciechowskiposted withアプリーチ
Memyはインストールすると通知バーに常に端末のメモリ(RAM)使用量を表示してくれるアプリです。
スマートフォン…だけでなくPCも同様ですが、マシンのメモリ(RAM)の容量を超えてデータをする必要が出てきた場合、作業容量を確保するためにメモリの一部を動作の遅いストレージに移したり、メモリを使用しているプロセスの中で使用頻度の低いものを自動終了するなどといったことが行われるため、動作が重くなってしまいます。
MemyのようなRAM監視アプリを入れて置けば、現在のRAM使用率を把握できるため、端末が”重くなる”兆候をつかめるというわけです。
Memyは非常にシンプルで、アプリを起動すると表示されるのは設定画面のみで、あとはステータスバーにメモリ使用量メーターが表示されるだけです。
設定画面では、メモリ使用量メーターの挙動に関する設定を行うことができるようになっています。
動作自体も重く感じることはなく、なかなかいい感じです。
触ってみてわかったのは、メモリの観点で見るとAndroidは適度にアプリを終了させた方がよさそうであるということ。
2、3個のアプリを開いたままにした状態でメモリ使用率を確認すると、20%台まで落ち込んでしまうときがあったのですが、アプリを全て終了させたところ、一気に40%ぐらいまでRAMの空き容量が増えました。
電池持ち的にはこまめに終了させてしまうとかえってすぐに電池切れさせてしまうことになるといわれていますが、メモリがあふれてしまうようなことがあれば当然動作が遅くなってしまいますので、使い終わったアプリは手動で終了させていった方が動作を維持できるのではないかなと思います。
自分のスマホが最近重くなってしまっていると感じている方は、普段のメモリ使用率をチェックしてみるのも手かもしれません。