昨日の記事で、Slim3の導入方法について紹介しましたが、「slim/slim-skeleton」パッケージを使った方が、特に初心者にはわかりやすいと思ったので、そのご紹介です。
私はテンプレートの導入方法で若干詰みかけていたのですが、このパッケージで作成したプロジェクトには既にテンプレートファイルが導入済みだったので、とてもありがたかったです。
参考にさせていただいた記事はこちらから。
Slim3のスケルトンプロジェクト、slim/slim-skeletonの解説 – akamist blog
https://akamist.com/blog/archives/815
主要なファイルを全て解説してあって、大変分かりやすかったです。
初心者にはおすすめの記事ですね。
GitHub のページはこちらから。
GitHub – slimphp/Slim-Skeleton: Slim Framework 3 skeleton application
https://github.com/slimphp/Slim-Skeleton
プロジェクトの新規作成には、下記のコマンドを実行します。
composer create-project slim/slim-skeleton [プロジェクト名]
あとは放っておけば、プロジェクトが作成されるので、コマンドが終了したら下記を実行。
なお、cd
コマンドで、作成したプロジェクトのルートディレクトリに移動しておくのをお忘れなく。
php -S localhost:8080 -t public public/index.php // または composer start
必要なファイルは自動的に生成されるので、詳細についてはコードを参照ください。
なお、ルーティングファイルとして src/routes.php はありますが、コントローラーファイル等はなく、パスごとの処理は src/routes.php ファイルに直書きされているので、状況に応じてコントローラーファイルを作成し、処理を分けてください。
また、機能の記事にも書きましたが、Slim3 は必要最低限の機能しかないため、CSRF 対策を行いたい場合は、別途「slimphp/Slim-Csrf」を導入してください。
なお、ミドルウェアの導入は、src/middleware.php に記述します。
コメントにサンプルコードが書かれているので、参考にしてください。
以上、プロジェクトのひな型を作成してくれる「slim/slim-skeleton」パッケージのご紹介でした。
近いうちに「slimphp/Slim-Csrf」の紹介もしたいと思います。
なお、あまり参考になるかは分かりませんが、昨日の記事はこちらから。
【PHP】軽量フレームワーク「Slim3」の導入方法
https://cpoint-lab.co.jp/article/201901/【php】軽量フレームワーク「slim3」の導入方法/
紹介しているリンク先の記事はとても参考になりますので、ご活用ください。