Pythonは次の謳い文句で宣伝されているプログラミング言語です。
Python is a programming language that lets you work quickly and integrate systems more effectively.
Pythonは膨大なライブラリと短く単純な文法が特徴の言語です。lets you work quicklyという部分は、素早いコーディングを実現させる、という訳が適当だと思います。
現在の最新安定版である3.7の標準ライブラリのリファレンスはPython 標準ライブラリ — Python 3.7.1rc1 ドキュメントです。標準ライブラリとある通り、Pythonには最初からこれらの40章近くからなる幅広い関数が用意されています。この関数には高級なものが多くあり、この標準ライブラリを使うだけで簡単にコードを記述できます。例えば、あるurl(src_url)に置いてあるデータを取得して、ファイル(dst_file)に保存する動作は次の三行で記述できます。
data = urllib.request.urlopen(src_url).read() with open(dst_file, mode="wb") as f: f.write(data)
この様に何か簡単な課題を解決するためにちょちょいとプログラミングするという目的にpythonは非常に適しています。また容易にコーディングが可能という利点は、機械学習関連の学者、研究者の様なプログラミングが必須であるが、プログラミング以外の部分を主に考えたい人達にも人気の様です。少なくともユーザは増えています。スクリプト言語をいくつか比較したgoogle trendが次の画像です。
標準ライブラリのみでは足りない時はPyPI – the Python Package Index · PyPIを参照しましょう。このサイトには数多くの外部ライブラリがアーカイブされています。
便利なpythonですが、実行速度が遅いという欠点もあります。ループ速度の比較がヒットする様にググるとpython敗北の記事はいくつも出てきます。