trelloは視覚的なタスク管理ツールです。画面の様にボード、リスト、カードを増やし、タスクが完了したら画面からどかす、という動作を繰り返すのが基本の使い方になります。
増やす、どかすはマウスのドラッグや簡単なキーボード操作ででき、扱いやすいです。
このままでも便利なのですが、多くのカードを扱おうとするとデフォルトの設定では問題があります。上の画像はリストが折り返されていますが、デフォルトでは折り返されておらず、リストを増やすと延々と横に伸びていきます。List Layouts for Trelloは上の画像の様な折り返しを追加するChrome拡張ツールです。主にflex、flex-wrap、overflowあたりのStyleを自動で弄ってくれます。
また、なにかからデータを移行する際には視覚的にわかりやすいことよりも簡単に入力できる事が優先されます。ここでいう移行はcsvからexcelシートに移すぐらいの気楽な移行です。Trello DevelopersにはTrelloのAPIに関する情報が詰まっています。もちろんこのAPIからカードの作成もできます。
APIの使い方はリファレンスが非常に親切です。
前準備としてhttps://trello.com/1/appKey/generateでキー、https://trello.com/1/authorize?key=<前述のキー>&name=&expiration=never&response_type=token&scope=read,writeでトークンを取得します。
GETにkey=<取得したKey>&token=<取得したToken>を追加してリファレンスの通り使うだけです。このリファレンスは次の画像の様にパラメータを入れた場合、投げるべきコードを自動で生成してくれます。数行で済むAPIならではですがとても使いやすいです。
このリファレンスを参考に文字列生成、パラメータあてはめ、送信の繰り返し処理を書くだけで簡単にデータの移行が出来ました。