Ubuntu 16.04 でLivePatch を有効化してみた。

  • 2018年9月6日
  • 2018年9月6日
  • Linux, OS

Ubuntu 18.04 でGUI操作が可能になったCaconical LivePatchですが、コマンドラインであればUbuntu 16.04でも適用が可能になっています。
結構手間がかかるかなーという印象だったのですが、やってみたところとても簡単でした。

コマンドラインでLivePatchを有効化するには、UbuntuOneで発行できる専用のトークンが必要になります。

まず、Canonical Livepatch Serviceサイトにアクセスして、トークンを取得します。

サイトにアクセスしたら、無料ユーザーの場合は”Ubuntu User”を選択し、”Get Your LivePatch token”をクリックします。

ログイン画面が出てくるので、自分のUbuntuOneアカウント情報を入力してログイン。
UbuntuOneアカウントを持っていない場合は
”I don’t have an Ubuntu One account”
からアカウントを作成できます。

LivePatchは1アカウントにつき、3台のマシンまで無料利用可能となっているため、注意してください。

LivePatchのページでログインすると、こんな表示が出てきます。

一つ目の欄にあるランダムな文字列がトークンになります。

まず、LivePatchパッケージをインストールします。
端末(Terminal)で次のコマンドを入力します。

sudo snap install canonical-livepatch

LivePatchパッケージのインストールが始まるので、暫く待ちます。
完了したら次のようにコマンドを入力します。

sudo canonical-livepatch enable 先程のトークン

これでLivePatchが有効になるはずです。
念のため、ちゃんと動作しているか確認します。

出力された情報の中に

running: true

と表示されていれば有効になっています。

Ubuntu 16.04でもLivePatchを使用したいという方は、是非参考にしてみてください。

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