正式版となって以来、Adobe CC の一部として有料となっていたAdobe XD(Experience Design) CC ですが、先日のアナウンスで基本機能が無料化されたことがわかりました。
Adobe XD 5月アップデートリリース!無料プランが新たに登場! – Adobe Creative Station
最初のころはAdobe XDのベータテスト版として、フル機能が無料公開されていましたが、2017年10月に正式版が公開され、有料化となりました。
Adobe XDの単体プランは 1,180円/月 という形になっており、そこそこのお値段でした。
ただ、そのほかのツールもいろいろ探したのですが、操作性がイマイチであったり、機能が少なかったり、日本語版がなかったりなど、かなり扱いづらい印象でした。
操作性や機能面で完成度が高い上に動作も軽く、日本語に対応している数少ないプロトタイピングツールだったので、基本機能が無料で利用できるのはかなりありがたいですね。
有料版との違いは、一度に共有できるプロトタイプが1つに限定されるとのことなので、一度に複数のプロトタイプを共有する場合は、有料プランへの加入が必要になります。
スタータープランでは、作成できるXDドキュメントの数に制限はありません。公開のためのアセットのエクスポートやエクスペリエンスの動作を共有するための動画作成も可能です。共有機能については、一度に共有可能なプロトタイプおよびデザインスペックは1つに限定されています。この制限は、プランをアップグレードすることで解除できます。XD単体プランまたはCreative Cloudコンプリートプランのメンバーには、この制限はありません。
何かサービスやアプリを作る上で、UIの設計は避けては通れない工程です。
逆に、開発前にUIの設計をしっかりやっておくと、後々開発がしやすくなることも多いと思います。
Webやアプリの開発を行っている方は、是非こういったUIプロトタイピングツールを使ってみてはいかがでしょうか?