先日、Google公式の定期発表会 “Google I/O 2018″が開催されました。
このGoogle I/O内で発表されたGoogleの新サービスや新機能を各IT系メディアが報じています。
その中で、個人的に気になったものを取り上げていきたいと思います。
今回はこちら。
Androidのナビゲーションボタンが変更。iPhoneXのような操作性に
今やすっかりおなじみとなったAndroidナビゲーションボタン(ホームや戻る、アプリ一覧の表示など)がAndroidの新バージョンであるAndroid P(仮称)で刷新されることになったようです。
こちらが新しいAndroid P の画面。
ホームボタンの代わりに、何やら楕円形のバーが表示されています。
この形、どこかで見たことがあるという方も多いでしょう。
そう、iPhoneXのホームボタン(?)とそっくりですよね。
iPhone Xの操作方法は?一から十までまったく違う! – カミアプ
iPhoneXはボタンを押す代わりに、この下のバーの部分を上にスワイプすることでホーム画面に戻ることができるようになっています。
実は今回発表されたAndroid Pのナビゲーションボタンも、この動作を一部取り入れています。
Android Pの場合は上にスワイプすることでアプリ一覧が表示され、更にもう一度上にスワイプするとアプリドロワーが表示されます。ホームに戻る場合はこの楕円のアイコンをタップします。この操作は今までと同じですね。
横にスワイプするとアプリを簡単に切り替えることができ、アプリのマルチタスク機能がより使いやすくなっています。いままでは分かれていたホームボタンとアプリ切り替えボタンが統合され、より洗練されたような印象です。
幾つかの記事ではiPhoneXのパクリだという批評がされている記事もいくつか見かけますが、もともとiOSもAndroidも互いのいいところをパクリあっているところはあるので、さほど問題にならないのではないのかな、というのが個人的な意見です。
操作もより直感的になり、陳腐化していた操作性に新鮮さが戻ってきた気がします。
他にもいろいろ改善がされているということなので、Android Pのリリースが楽しみですね。