FuelPHPはデフォルトで、すべてのPHPエラーを表示するように設計されています。
FuelPHP は、古い手続き型の関数からの(例外でなない)PHP エラーに遭遇した場合、デフォルトの PHP の振る舞いを変更します。 FuelPHP は、致命的でない PHP エラーに遭遇した場合、処理を継続せず、これらのすべてのエラーに対し PhpErrorException をスローします。 すると、以前は無視していたような E_NOTICE といったエラーもすべて解決することを求められます。 非プログラマが作成したビューファイル中の構文エラーといった、PHP のエラーを捕らえることも同時に可能になります。
つまり、PHP上で作法通り(例えば空の変数を参照しない、など)プログラムしていないとNoticeエラーでバシバシ怒られます。
綺麗なプログラムを描きたい場合は非常に有用です(し、可能な限り修正すべきです)が、既成のライブラリを用いたり、開発期間が短かかったり、などといった場合はNoticeエラーが表示されるのは非常に困ることがあります。
そういう場合にNoticeエラーを無効化する方法を紹介します。
自分の知る限り、無効化する方法は2通りあります。
一つ目は、.htaccessでPHPのNoticeエラーを無効化する方法です。
fuelの場合、ドキュメントルート/public/.htaccess に次の設定を加えることで設定できます。
php_value "error_reporting" "E_COMPILE_ERROR|E_RECOVERABLE_ERROR|E_ERROR|E_CORE_ERROR"
この一行を、.htaccessの末尾に追加すれば設定完了です。
もう一つの方法は、fuelPHPの設定ファイル fuel/app/config/config.php に設定を記述することでnoticeを無効化できます。
FuelPHPは”規定より設定”という思想で開発されており、かなり自由にコーディングすることができます。
最低限のルールの土台はfuel、それ以降の細かい部分は自分で作りこむことができるのがfuelの魅力ですね。
フレームワーク何を使うか悩んでいる方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。