まだある気もしますが…とりあえず私が最近よく使う関数は下記の3つ
最低限これらだけでも覚えてしまえば、データの集計くらいは苦労せずにできるかと。
- COUNTIF()、COUNTIFS()
- VLOOKUP()
- IFERROR()
まずはCOUNTIF()関数とCOUNTIFS()関数。
これは条件に一致した数だけをカウントする関数です。
COUNTIF()は、単一の条件しか指定できませんが、COUNTIFS()だと、複数の条件に一致したデータのみをカウントできます。
使用例は下記の通りです。
COUNTIF("カウントしたい範囲","条件");
COUNTIFS("カウントしたい範囲1","条件1","カウントしたい範囲2","条件2",…);
これを使えば、例えばテストで80点以上獲得した人数をカウントするとか、50点以下の人をカウントするとかができます。
もしくは、50点以上70点未満と言った、範囲指定もできます。
お次は VLOOKUP() 関数。
最初に使ったときは、分かりにくくて苦手だったのですが、使い慣れてしまえばこれほど便利な関数はありませんね。
例えば、商品一覧にそれぞれカテゴリーの数字が振られていて、参照元となる表が別にある場合に、カテゴリーに一致したデータを検索して、そのカテゴリー名を表示してくれるという関数です。
…説明がわかりにくくてすみません。
具体例は下記のとおりです。
赤枠の中にVLOOKUP関数が記述してあり、Cの列に入っている分類Noに対応した分類名を、右の表から取得して表示しています。
ちなみに、後輩のプログラマーには「Mysql の JOIN ができる関数」と説明したところ通じました。
上の例のように数が少ない場合は、検索・置換でもいいかもしれませんが、50とか100ある場合は、圧倒的にVLOOKUP関数を使った方が便利です。
最後に IFERROR()関数。
これは結構使用頻度が高めですね。
エクセルでは、数を0で割ってしまったときに「#DIV/0!」や、入力した数式か参照先のセルに問題があるときに「#VALUE!」などのエラーが表示されますが、これらを表示したくない時に使える関数です。
特に結果をパーセントで表示させたいデータの中に、母数が 0 のデータが混ざってしまっているときに、「=IFERROR(“数式”,0);」として、もし数式がエラーになったら 0 を表示する、というように使っています。
意外と「#DIV/0!」や「#VALUE!」が表示されるとストレスだったりするので、特に絶対にエラーは表示させられない!というときなどに使えます。
以上、完全私的見解における、よく使うエクセル関数まとめでした。
もし他に挙げるとしたら、SUMIF()関数とかかな?