スパムメール、フィッシングメールは昔から多く存在しますが、ここ最近は手が込んでおり正規のサイトから送られたメールのように装ってフィッシングサイトに誘導するメールが非常に増えてきています。
メールを頻繁に見ている方、IT関連のお仕事をされている方は見分けられると思いますが、そうではない方は間違えてアクセスしてしまう可能性が非常に高いのではないかと思います。
本日「楽天」を装って一瞬本物?と思ってしまったメールを紹介します。
尊敬するお客様へ
いつ楽天銀行をご利用いただき誠にありがとうございます。
楽天銀行では平成11月29日(水)より当行のホームページや「道銀ダイレクトサービス」をより安心してご利用いただけるよう、不正送金・フィッシング対策ソフト「PhishWallプレミアム」の提供を開始しました。
無料でご利用いただけるサービスですので、是非インストールしてご利用くださいますようお願い申し上げます。
なお、既に他社サイト等で「PhishWallプレミアム」をインストールされている場合は、あらためてインストールする必要はございません。
もっと詳しくの情報はこちら
◆本メールのアドレスは送信専用となっております。
返信メールでのお問い合わせは承りかねますので、あらかじめご了承願います。
実際に私は楽天銀行を使っていますし「PhishWallプレミアム」というサービスも世の中にあることを知っていたので一瞬本物かと思いましたが「道銀ダイレクトサービス」と書かれている時点でフィッシングメールであると気づきました。私静岡県民ですので・・・
さて、怪しいメールが届いたときに注意してみる箇所は2つあります。
1.メール差出人を確認する
今回来たメールは差出人が 楽天銀行
その場合は何も考えずメールを削除しましょう。
2.リンクのURLを確認する
差出人で判別ができなかった場合はメール内のリンクがどうなっているか確認します。
今回のメールは楽天からなのでリンク先は rakuten.co.jp になるはずですが全く別のドメインになっておりこちらがフィッシングサイトのURLになっていました。
楽天やAppleからのメールはついつい開いてしまいがちですが必ず差出人のメールアドレスとリンク先のURLを確認するようにすることをお勧めいたします。