昨日この仕様でハマったので覚え書きもかねて。
JavascriptのDate.parse()とは、カッコ内の日時文字列を解析して、1970年1月1日 00:00:00からのミリ秒数に変換してくれる関数です。
具体的には下記のように使用します。
Date.parse('Thu, 1 Nov 2017 13:41:00 GMT+0900'); // =1509511260000
が、この解析できる日付文字列の形式が限られており、よくデータベースで用いられている「YYYY-MM-DD HH:II:SS」形式の日付文字列を入れてしまうとNaNを返すとのこと。
どうやら文字列の中にハイフンが入っていることが原因のようです。
また、Date.parse()だけではなく、new Date()のなかにハイフンを用いた日付文字列を入れた場合でも、同じくNaNを返す仕様になっているとのこと。
なお、一部のブラウザでは、ハイフンにも対応しているようで Google Chrome では、「YYYY-MM-DD HH:II:SS」形式でも、正しくミリ秒数が返ってきました。
普段使用しているブラウザが Google Chrome だったため、他ブラウザで動作検証するまで気が付きませんでした。
こちらの仕様については、ハイフンをスラッシュに置換することで対応できました。
具体的なコードはこちら。
Date.parse([日付文字列].replace(/-/g , "/"));
replace関数を用いて、ハイフンをスラッシュに置換することで、無事日付のミリ秒数が取得できました。
以上、今回私がハマったJavascriptの関数でした。
そもそも、日付をミリ秒数に変換するなんてこと早々しないので、実際に触ってみるまで、こんな仕様になっているとは全く知りませんでした。
原因がわかってしまえば対処は難しくありませんでしたが、知らないと原因特定までに時間がかかりそうな仕様でしたので、Javascriptで日付を扱うときは十分お気を付けください。